まろやかしらす干し

和歌山県の和歌ノ浦周辺は温暖な気候で古来より「しらす漁」が盛んです。
伝統の製法により仕上げた、こだわりのしらす干しをご賞味ください。
産地直送!!新鮮なしらす干しは味が違います。!!

あり長の五つのこだわり

一.鮮度が命

和歌山県、徳島県、兵庫県淡路島によって囲まれる海域「紀伊水道」で水揚げされた新鮮なしらすを、鮮度がおちないうちに釜茹でします。

紀伊水道で水揚げされたばかりの新鮮なしらす

二.目利き

しらすは、季節や漁場によって、毎回鮮度や大きさ、食した時の味わいが変わってきます。 これまでの経験と勘により、新鮮でより美味しく頂けるしらすを選び仕入れます。

店主の経験と勘による目利き

三.絶妙の塩加減

当店は、しらすの状態(鮮度や大きさ)を見極め塩加減を調整し、減塩(食品成分表比30%減塩)にして釜茹でし、まろやかな味に仕上げています。口当たりが良く食べやすいので、お子様からお年寄りの方まで、安心してご賞味頂けます。

うす塩(低塩)で口当たりが良く食べやすいしらす

四.釜茹での仕方

昔ながらの手釜(かまど)と、現在の機械式(自動釜)での製法がありますが、いちばん美味しく、まろやかに茹であげられるのは機械式での製法です。
とは言っても、機械式で茹であげるのにも、昔ながらの伝統の製法が基本にあるので、釜ゆでの時間、火加減等は職人の経験によるものです。

釜ゆでの時間、火加減等は職人の経験

五.天日干し

当店は、機械乾燥は行わず、天日干し乾燥にこだわっています。
手間をかけ丁寧に作り上げるため、大量生産はできませんが、味にこだわるなら天日干しがイチバン。
海に面した工場と干し場は、環境が良く、元気な太陽の下、海風ときれいな空気によって、ふっくらプリプリのしらす干しに仕上がります。

海に面した干し場

しらす干しについて

しらす干しはイワシ類(カタクチイワシ・ウルメイワシなど)の稚魚を塩水で釜茹でした後、天日で干した食品です。 脂分の少ないカタクチイワシがしらす干しに適しています。
牛乳と共にカルシウムを多く含む食品の代名詞であります。

しらす干しとちりめんの違い

しらすを釜茹でしたすぐのものを「釜上げしらす」、さらに天日で干したものを「しらす干し」、さらに天日にあて固くしたものを「ちりめん(上乾・上干し)」と呼びます。